HIDEAWAYS

hideawaysは、飲食店情報やIT情報をブログ発信していきます。

hideaways【飲食店経営における厨房見直しの必要性】

飲食店経営の見直しをするときに何をすべきかを考えた時にコスト管理は勿論、

サービスや接客の見直しも重要となります。
店の状況によっても優先順位は変わってきます。
当然、急務なものは優先的に見直しをしていきます。


そこで今回は厨房の見直しについてです。
厨房は初期の設備投資で数年間は変えたことがない店舗は多いかと思います。
それだけに大きなコストになりますので安易には厨房の見直しは実現できないです。
なんせ一つの厨房機器は高いもので数百万単位となります。
減価償却の兼ね合いもありますので見直しのサイクルも気をつける必要があります。
見直しとなる厨房の改善になりますが、全面改装ではなく一部改装でも良い効果が発揮します。


その理由は厨房の設計が関係してきます。
厨房機器の設置場所は作業の効率化に大きな影響をもたらします。
開業する前は厨房機器メーカーに設置場所を任せっきりになりますので現場の状況とずれが生じます。
そして年数が経っているので熱源の管理も注意しましょう。
最近は電化厨房機器に変わってきましたが火力によって調理の状況も変わってきますので調理人にとっては使いにくい厨房機器かを確認してみましょう。


また作業を効率化させるためにも機械化を取り込んでいく必要があります。
料理人が何人もいる必要はなく調理補助で頼る部分も持っておけば良いかと思います。
調理補助であればアルバイトやパートなどで補えば問題ないかと思います。
そうすれば人件費の削減にもつながります。


厨房の見直しでぜひ入れてほしい項目があります。
それはサービスとの連携です。
時代が変わっていき提供する料理やサービスも変わってきます。
料理を提供する上で大事な事は温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は冷たいうちにとなります。
そうなれば調理からお客様のテーブルまでに最先端のルートで提供する事が使命です。
一番ネックであるデシャップでの料理の受け渡しが命綱とも言えます。
今までは不便さと料理の流れが悪かったですが、厨房をリニューアルし、料理がスマートに提供できるのは大きな利点です。

 

厨房だけではなく店舗の修繕費や改装なども今後必要となる時がきます。

経費を使う以上、無駄にならない為にも相乗効果を貪欲に狙っていくのが大切です。
そして、お客様にいつでも変わらない美味しい料理が提供できる体制を整えるのも一つです。

 

hideaways

池宮城秀人