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hideaways【飲食店経営における開業時について】

店を持つ事で一国一城の店主となり、サラリーマンで言うと上司や営業先に頭を下げるようなのがなくなり、開業時には近くの方からの祝い花などが届けられて客足も伸びやすい状況が続くと思われます。
飲食店の開業はとにかくコストがかかります。
厨房機器などは1台で100万円などあります。
内装やこだわり感が高い場合はレイアウト代などが高くつく場合もあります。
家賃も開業時には苦にならなくても店の経営状況によって重荷になる可能性あります。
なにせお金がかかる業界ですので、綿密なシミュレーションをする事で経営リスクを回避させます。


飲食店の開業と経営に必要なものが幾つかありますが一番の問題は開業資金でしょう。
お金を借りられる場所は限られており金額的にも1000万円位の借入金が発生するかと思います。
その中で自己資金を約3割、余裕があれば半分自分で用意できればベストです。


経営がスタートしたら山あり谷ありと安定的になるには時間も必要です。
できれば今までの人脈を有効的に使い助けてもらうのも一つの手段です。
飲食店の経営の傍ら生活も大事ですから、お金を借りるときには当分の生活費も頭に入れてお金を回していく必要があります。

 

開業に纏わる話でお金の次に必要な事は資格です。
食べ物などを扱うにあたり無責任な人では困ります。
人に食を提供するのは商品が安全でなければならないのです。
責任を持って提供できる食品衛生責任者という資格が飲食店には必須になります。
この資格は経営者が、という訳でもなく店舗に一人いれば大丈夫です。
この資格を取るためには保健所への届け出が必要です。
取得費用も1万円ほどで最短で1日で取得できます。

この資格と別に店舗収容人数が30人を超える場合、防火管理責任者資格が必要です。
この資格も費用が5000円で取得日数も1日で取る事ができます。


調理師免許の所持は必須ではないのでレストランやカフェなどでは食品の衛生と店舗の安全性を保っていれば何の問題もないのです。
食品衛生責任者を提出する保健所と防火管理責任者を提出する消防署、実はもう一つ、個人事業として展開するなら税務署にも届け出が必要となります。
この資格と届け出は飲食店経営において最低条件となります。

自分の業態や規模を把握して必要な手続きに漏れがないように気をつけましょう。

 

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池宮城秀人