hideaways【飲食店経営における開業ステップ】
飲食店を開業する人が増えています。
その人達は多種多様で様々な業種から参入してきます。
今まで製造業でものづくりに没頭してきた人が定年後に店を開店させ、
50代半ばで退職していきなり独立する方もいます。
人生いろんな生き方があるかと思いますが
飲食業を開業するにあたって、この業界はそんなに甘くないです。
また簡単に独立と言いますが、今まで経験したことない試練も必ず待ち受けています。
それを乗り越える心構えがあるかも問われます。
まずは自分の意思に問いかけてみましょう。
この業界でずっとやっていく覚悟があるのか、期限付きなどのゴール設定が重要です。
そして独立するのであれば、その業界を詳しく知る必要があります。
今までの情報とこれからの動向や最新の情報も取れるアンテナを作りましょう。
そして何といっても事業計画です。
運転資金や事業販促などをしっかり練り上げるところから始まります。
この計画で行き詰まるのなら先行きは難しいです。
資金を融資してくれる金融機関もこの部分を重視します。
資金の手配が段取りできたら店舗の設計に着手します。
設計には外装から内装、キッチン、ホールなどの設計がありますが、ここが楽しいところになります。
自分が店を持つ実感が沸いてくるところになります。
しかし楽しい反面、重要なポイントにもなり兼ねないです。
設計に関して地域のニーズや競合店の状況、飲食店の分布図など情報を沢山取る必要があります。
あらゆる角度からの現状分析が今後の店の経営を左右します。
いくら、お洒落な最先端な店舗を構えたとしても周りのニーズに合わなければ空振りとなります。
その為、店名にも意識しましょう。
分かり易く、頭の中に残り易い店舗名を付けましょう。
そして周りの人達から応援されるような店舗づくりに励むことが大事です。
自分の店だけが生き残ろうとしても上手くいかないです。
共存共栄するためには何をすれば良いかも考え、良い人との出会いも楽しみます。
そうすれば自ずと良い仕入れ業者に恵まれて、働くスタッフにも恵まれる環境が自然に出来てきます。
開業するステップにはいくつか大事な部分は沢山ありますが、本当に大事なのは冒頭に問いかけた心構えになります。
本当に飲食店をやりたいのかです。
何故、飲食店なのか、違う業種でも良いのではないかなどを自分に問いかけて本物を見つけてほしいです。
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池宮城秀人