【飲食店経営における低価格の波】 hideaways
飲食店の低価格時代が数年前からあり、
価格がデフレに傾いて物が安く購入できるのは嬉しいですが、
物価は下落の道を転げ落ちてゆくことで利益幅は圧迫されて店は繁盛しているのに倒産した店なども数多くあります。
過去の話と言い聞かせ、
政治ではアベノミクスと日銀の金融緩和で物価を押し上げようとします。
実際に昨年度は苦労していた分、
時代の流れや周りの環境における恩恵をうけることができたとして、
これをこの年に使いきるのではなく来年や未来につなげる繋げていくことが必要です。
また、ただ単にお金を使うのではなく戦略を持って店舗経営に取り組んでいるところが残ってます。
周囲の低価格競争に巻き込まれると小さい個人店などはすぐ価格で負けてしまい、
利益を稼げずに体力で負けてしまいます。
そこで他店との差別化を計るのも大事ですが、客数の絶対数が確実に減っている今、
必要なことは客層を絞って営業するより幅広い客層を取り込める戦略が最も必要です。
あなたの店舗がカフェなのかレストランなのかは色々とありますが、
女性色に染まってしまえば女性客の取り合いとなります。
飲食店の利用者は業種・業態にもよりますが女性の動員は確かに高いですが、
その限られた女性客だけを見ていたら商売として成り立たなくなる可能性があります。
今後の戦略で考えるのは幅広い世代に受け入れられる店づくりを目指します。
65歳以上の人口が人口の半分以上を占める日が近くなってきます。
今後、日本の至るところでこんな状況が普通に起きてくることになります。
これも時代の流れで、飲食店経営も時代の流れを先読みして
誰をターゲットしていくのが重要です。
しかし、ターゲットを絞り過ぎてしまえば客層の狭い土俵で勝負になり簡単に押し出されてしまいます。
これからは幅広い世代に受け入れられる店舗を目指すのをオススメします。
カフェなら若い子だけではなく、65歳以上の方が気兼ねなく来店できる雰囲気作りや
割引クーポンなどを提供してあげれば店にも行きやすくなります。
大きな目線で見れば地域を繁盛させるような役割を持つ店舗になれば、
1つの事業の成功です。