【飲食店経営における黒字・赤字の体質】 hideaways
飲食店を経営している店舗で黒字店舗はいったい何割あるのか?
経営がある程度、上手くいっていれば黒字になっていると思いきや実は、
ほとんどの店舗で経営の見通し段階で赤字の店舗が予想以上に多いです。
これが、飲食店経営が短命と言われているのにつながります。
経営を分析したときに原価率が36%、人件費が37%、水道光熱費が10%という数字に対して飲食店経営の平均数字かと思われます。
これであれば諸経費を差し引きすれば最低5%は残るかと思われますが、
実は5%も残らなく赤字に転落しているのがほとんどとなります。
これには原因があります。
数字自体が実績数字にはならず、見込み数字となっている為に必ず誤差が生じます。
そして、これにロスや廃棄などが思った以上に掛かってきます。
更に臨時の出費などは必ずあります。
家計簿と同じで毎日、営業しているとプラス、マイナスと何かが起きます。
この場合対処法としたら固定費割合を下げない限り改善するのが中々できないです。
これを赤字の体質とも言います。
人間と同じで体質を改善する場合は大きく環境を変えるしかないです。
小手先の変化だけでは体質は変わらないです。
店舗経営も利益に大きく影響する固定費を変え悪い流れの体質から脱出を計ります。
また、もう一つ利益に大きく影響する人件費は削減するとサービスの低下につながりかねないので、ここは最終的な手段として残しておきます。
体質は怖いものです。
その流れで1年、2年とやっていく内に店の利益や資産は蝕まれていきます。
そして、そこから簡単には抜け出せないのが体質の怖いところです。
この赤字体質からの脱却と黒字体質の継続にはポイントがあります。
それは経営ノウハウを実行しているかに限ります。
ここで大事なのは実行しているいわゆる行動に移しているかが大事です。
しかし、この実行が現実難しく簡単にできるものではないです。
時間も拘束から人件費の削減、お客様の都合などが全部影響してきます。
その中で簡単にアクションはとれないものです。
そこで大事なのは「それでもやります」という口だけではなく行動力です。
この行動力がノウハウを作っていきます。
そして成長へとつながっていくのです。
このノウハウを実行している、知っているだけ、
知らないとの差は億クラスの差額が生じます。
貴方の情報力と行動力が店舗のスタッフにも浸透します。
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池宮城秀人