hideaways【飲食店経営における再来店を促す】
再来店と言えばリピーター様になります。
このリピーターは店にとったら有難い存在です。
そのリピーター様が再来店してくれる2回目にあたる部分がとても重要になります。
初回に来てくれて何かを気に入って頂けて来店してくれたので、こちらからもアプローチがし易いです。
そして何より会話ができるのが大きいです。
接客の基本はコミュニケーションにあります。
マニュアルやスキルなどいろいろありますが、目の前のお客様を満足させることを優先させるのが大事です。
その中で料理の趣向やプライベート話ができ、次回の来店時へつなげるのもできます。
せっかく来て頂いているので楽しませることを前提にサービスや料理を提供します。
1回目と2回目の違いは人間性がはっきり出てくるところです。
1回目は外見でほぼ判断してしまうところがありますが、
2回目になると内面性や性格なども少し見え隠れしてきます。
相手の気持ちやニーズをくみ取ってあげる接客に徹しましょう。
そして相手からの目線も気にすることが必要です。
このように再来店における部分でもいろんな気持ちや想い、考えが交錯します。
接客サービスの面白さがここにもあります。
さて、その再来店を促す方法ですが、これには仕掛けがいろいろあります。
お客様から自然に来店してくれれば有難いのですが、世の中は情報が錯乱しております。
人間自体も日々の情報の入れ替わりが激しく過去の情報が薄れていきます。
要するに忘れていきやすいです。
その為に来店時に次回の割引券や来店後にDMなどを送る手段を取ります。
ここでの注意点は店側の本気度をどれだけ出すかがポイントになります。
割引券に10%、20%の割引ではなく、思い切って半額の割引券を渡すや対象アイテムを限定ではなく全品にする、一品や限定料理などのプレゼント券などがあります。
そしてDMに関しても中途半端な内容では来店動機が曖昧になります。
明確なインパクトがある内容を書き込みましょう。
要するに、お客様がまた来たいと思わせるが大事です。
そして来店しないと損をすると思わせるような販促に心掛けるのです。
販売戦略は競合他社との兼ね合いや時代背景、景気動向などが関わってきます。
積極的な割引と極端な販促を打ち続ければ店の利益にダメージを与えるのにつながりますので、慎重に判断をして時には大胆にタイミングを計って勝負するも経営者には必要です。
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池宮城秀人