【飲食店経営におけるサービスの重要性】 hideaways
お客様にとっての最高のサービスとはいったい何でしょうか?
その答えはお客様が求めているものを提供する以外に答えはないかと思います。
しかし、お客様が求めるニーズは様々ですが重要視する点に男性はクオリティと利便性の高さで女性なら居心地の良さとおしゃれ感になります。
流行っている店舗を観察するとヒントがいくつ見えてきます。
繁盛している美容院で例えると価格帯が少し高めの設定で従業員がおしゃれ、従業員の数も常に7名ほどいて入口から内装までがおしゃれで高級感があります。
清掃面もしっかり手が届いていて、お客様が帰られるときには店舗の外まで複数で見送り、お客様が振り返らない距離までお辞儀を続けるなどがあります。
技術面だけではなくサービス面でも満足感を与えているところが流石です。
これに繁盛している飲食店を観察すると価格帯は同じ様に少し高めで従業員に笑顔があり従業員のユニホームがおしゃれです。
ランチとディナー時には常に6~8割の席は埋まっている状態になっています。
このように業種が違っても繁盛店として共通していることは高級感の演出と従業員教育が整っていて店内が整然としています。
値段ではなくクオリティで勝負している点が大きいと感じます。
この繁盛店を分析する事で人はお金ではなく心によって動かされます。
「経済は感情で動く」という本が昔あったように人は居心地の良いサービスとおもてなしのサービスによって次も来たいと思わせるのです。
ではこのサービスの重要性の鍵を握るのはどの部分かと言うと、従業員のやる気にかかってきます。
QSCでもありましたが現場の人間が店舗を作っていき企業を作っていくのです。
接客をただの作業としたらもうおしまいです。
料理は提供できても心は伝わらないのです。
それなら、ここに来る理由もなくなってしまいます。
経営者として従業員のやる気を引き出すのは難しいことでしょうか?
行動心理学の一つにマズローの5段階欲求というものがあります。
これは仕事に対するモチベーションを上げていくトレーニングシステムを利用する中で従業員を理解させる上で重要な内容になっています。
経営者である自分と相手である従業員がマズローの5段階欲求を理解する事でやる気の引き出し方がわかるのです。
人には欲求というものがあります。
それは形が見えるものから内面の心理的なものまであります。
認めてもらうというそれも大きな欲求です。
お互いを知りそれぞれのゴールに近づけるのは間違いないです。
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池宮城秀人