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hideaways【飲食店経営における雇用について】

飲食店の経営をしていく上で働いてくれる人材はとても重要です。
また、そこにかける経営コストも人件費という形で大きく影響します。
このバランスを保つ為に社員とアルバイトの数を上手に調整する事も必要となります。
店舗内での社員が増えれば人件費が増えますが、ある程度責任を任せる事ができます。
お客様への対処や店舗の売上管理など、報酬を与える事で社員を動かす事ができます。
これは自分である経営者にとって自由に動ける時間を作る事ができるのです。

 

逆にアルバイトを増やすことで数字管理などの責任は任せられませんが、現場のフォロー体制を強化させることができ、なんといっても安い人件費で現場を回してしく事が可能になります。
店の経営が軌道に乗ってくると、いつか社員を増やす決断がきます。

店にとったら新たにステップアップする時期とも言えます。


また経営者としたらアルバイト以外の初めての社員雇用にも
戸惑いがあるかと思います。
社員で雇いますと保険の手続きや年金関係などの処理などが余分に発生します。
毎月の給与としたらアルバイトに支払っている金額の倍ぐらいになってきますので今後の経営を傾けさせるわけにはいかなくなります。

 

アルバイトと社員の違いについても把握しておきましょう。
同じ働くことはいっしょでも、各々が考えている事やビジョンが全く違うのです。
アルバイトは学生やフリーターが多く、将来の目標などを持って働いています。
正社員の方は社会的責任を全うとする立場の中で自身の成長を求めつつ安定した生活を望まれる方が多いです。
働く目的や考え方が違う中で報酬面や保障面でも当然大きく変わってきます。

 

そして、それに対する店への影響も大きくなります。
コストである人件費は大きく膨らみますが、営業面では売上拡大や対顧客への満足度を上げるので店を繁盛店に近づけることができます。
また、意識の高い社員を雇う事ができれば今後の店舗拡大へ力を借りる事ができます。
今はただの社員でも次の2号店の店長として育てる事もできます。

 

でも、ここで経営者に必要なのは人を見極める力です。
自身が店長に仕上げたいと思っても本人がそこまで思っていない時もあります。
ある程度任せて急にやめられるのが経営や雇用する側からは一番大変なのです。
責任を持って店看板を背負う人を探し出すのも経営者として求めらえると言えます。

 

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池宮城秀人