hideaways【飲食店経営における経営安定化】
飲食店経営だけではなく、経営を安定化、自動化ができたら、
ビジネスにおいてワンランク経営力が上がったと認めても良いかと思います。
経営にあたり自分が主として動かないとなかなか回していけない店舗は結構あります。
これではいつまでたってもレベルアップしないです。
自分がいなくても会社をまわしていけるように組織を構築するのも仕事なのです。
店を開業させて経営の安定化を見図るのが2年から3年後とも言われています。
しかし、現状としたら安定化には程遠く厳しい月や、
たまに大きなイベントなどで前年比を超えるなど月の売上もまちまちです。
それでは売上が伸び悩むときにはどうすれば良いでしょう。
売上が下がる時はいろんな要因があります。
世間的な影響や地域的な影響、自店だけの問題や業種、
業態的な問題などと商売をしていると本当にいろんなことが起きてくるのです。
そして大事なのはそれに対しての改善策が打てるのが一番ですが、
その改善策、または対応策を整える力を店が持っているかが重要なのです。
ここ近年、どこの店もコストが今までより上がっているところが増えています。
その原因が材料費の高騰です。
扱う材料や業種にもよりますが野菜などは天候不良になればすぐ値上がりします。
特にひどいのが輸入品です。
チーズ、バターは超贅沢品にまでなり、洋食屋を経営しているところは大変です。
また材料費は変動しやすいのでコストの先読みがしづらい部分もあります。
あたり前ですが、材料費の値上げの度にころころと料金は上げられないのが実情です。
この場合の考え方としたら初めから原価は必ず変動するという認識が大切です。
その認識があれば事前に用意、段取りができます。
料金の設定にしてもギリギリの採算ではなく、
少し余裕を持った料金設定ができます。
考えてみたら材料自体は全て使うとは限らないです。
廃棄する部分も常にあるので、お金の計算ができるのが先々の経営に影響を与えます。
あとできる事と言えば徹底した経費削減です。
常にやる必要はないですが、材料費の高騰があまりにも続いて倍以上になってきた場合には緊急の対策が必要となります。
その場合は電気、ガス代を節約する行動をとったり、アルバイトのシフトを調整して人件費を抑えたり、全体の経費を触ってバランスを取るのが必要となります。
大事なのは数値管理とほったらかしにしないです。
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池宮城秀人