hideaways【飲食店経営において経営の安定化】
経営を安定化させるにはメニュー料金を適正な金額での設定が必要です。
しかし、適正な金額がはっきりわからず、
自分勝手に決めてしまうと後々、後悔することにもなります。
店によってラーメン1杯の値段、コーヒー1杯の値段は変わってきます。
店独自のこだわりが強ければ相場より高めで設定しても何も問題はないかと思います。
ギリギリの採算で設定すると材料費の高騰で値上げをやむなく実行するしかないです。
一度値段を上げると消費者心理としたら高く感じて来店するのが遠のいていきます。
また常連客も来る回数は若干減っていきます。
それを考えると値段を上げる時は最終手段として肝に銘じておきます。
また競合他社を考えた時の適正な料金の設定も変わってきます。
普通では考えられない激安値段の設定も、その店、地域では適正金額の場合もあります。
ただ、あまりに競合他社を意識しすぎて自分達のスタイルを崩すのも問題があります。
この値段に関しては仕掛けや計画、将来性や状況などを把握して実行する事が大切です。
また値段だけで追っかけしまうと限界や自分達の利益も圧迫されてしまい身動きが取れなくなる恐れがあります。
そうならない為にはサービス面を検討してみましょう。
確かに料金設定もお客様を考えたサービスの一つではありますが、他で何かお客様を満足させる手段を考えるのです。
例えばラーメン店の場合なら替え玉が無料や限定のトッピング、もやし、ねぎ、メンマなら無料やレストランなら、おかわりのコーヒーは無料、サラダバーは500円で食べ放題などのお客様に喜んで頂くサービスを考えるのです。
価値観をお金だけではなくサービスに向けさせる努力をするです。
これは企業努力でもありますが我々、経営者にとっても勉強の一つです。
お客様のニーズや満足感を追及するのが使命でもあります。
しかし、今の世の中、物やサービスは溢れかえっています。
その中であたり前をやっても結果が出ない事が多いです。
それでも日々、追いかける事で新しい何かが生まれると信じています。
大事なポイントはお客様が何を求めているかです。
いくら値段を安くしても、高級商材を使って料理のアピ—ルをするも、的はずれなのをしていれば結果は正直です。
日々の営業の中で常にお客様を研究して、アンテナを立てて情報を得ることをあきらめずに続けましょう。
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池宮城秀人