hideaways【飲食店経営における料理の味の大切さ】
飲食店での料理はメイン、お客様の表情を笑顔に変える大事なアイテムで魔法です。
そんな料理に力を入れ続けていけば、お客様をファンにさせ店舗繁栄の力になります。
しかし、逆に味や料理人を変えると、すぐに気づかれて最悪、客離れにつながります。
料理の味の違いには、お客様はとても敏感です。
特にリピートするお客様は前に前回、食べた料理の味を必ず覚えています。
リピートする要因の多くは料理の美味い,不味いに限ります。
しかし、状況に応じて味を変えなくはならない時があります。
それが原材料の変更です。
今の時代、物価の高騰や品不足でいつも使っている野菜や調味料などが手に入らない場合があります。
そんな時は違う物で代用します。
そうなるとメニュー料金の設定を変えなければならない状況がでてきます。
ここで一つ考えることがあります。
自店が値段でのパフォーマンスが高いのか料理の味のパフォーマンスが高いのかを判断します。
自店が値段の方なら値段の維持を優先に組立ていきますが、味が優先なら最悪、料金を上げてでも味を守っていくのをオススメします。
ただ、これは最終的な判断を経営者に任せます。
いわゆる、その時が経営や店舗の分岐点になりかもしれないのです。
このように味や料金など一度、定着したイメージを変えることは経営においてもリスクが非常に高いです。
自身が経営するお店なので自由に変えるのも簡単にできます。
しかし、それは自分だけの考えで良かれと思っているだけなのです。
新しい店になったから入ってみようとは、お客様は簡単に思わないです。
また、看板やメニューの、ある部分だけを変えると外部の人間から見たら違和感です。
今までの苦労や少しでも軌道に乗せてきた実績を無駄にしないように冷静、慎重にイメージチェンジは必要なのです。
よく街中の店舗がリニューアルオープンなどで活気を与えているところを見ます。
これも大きく変わらなければ、お客様の期待を裏切る事になります。
何がリニューアルするのかも明確にお客様へアピールするのが次に店舗をステップアップさせる必要条件だと思います。
何かを変えるのは挑戦でもあるイコールリスクを高めるのにもあります。
そして必ずコストが上がります。
固定客の状況や先見性、現状などを経営者は把握して判断する事が求められます。
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池宮城秀人