hideaways【飲食店経営におけるライバル店を参考】
ライバルは最高の敵であり味方でもあります。
飲食店を経営していて「この競合店がなえれば」と思ったこともあったかと思います。
確かに同じ地域で同じ業種だと少なからず、お客様を分散させてしまいます。
定休日が違って、たまたま臨時休業で競合店が休みの場合に売上の伸びが半端ない時があるかと思います。
目先の売上を望むならこの考え方で良いのですが経営は長い戦いです。
良い時もあれば悪い時もあります。
経営の神髄が見られるのは悪い時に、どのように乗り越えるかが醍醐味でもあります。
そして、その答えは自分にあったりします。
しかし自分だけでは気づかないのです。
他人に気づかせてもらうのがほとんどです。
そこで競合店であるライバルの存在です。
商売上は単なるお客様を奪い合う相手だけかもしれないです。
同じ業種ではなくラーメン店と回転寿司みたいに飲食店での枠組みで一緒なら、
それは競合店になるのです。
当然ながら、あるファミリーが車でこの2つの店の前に来ました。
子供たちに聞いて今日はどちらに行くかを決めます。
どちらかしか行かないわけです。
それを改善するために回転寿司がラーメンまで皿にのせて販売させるのではなく、違った視点で改善させていきます。
まず顧客が何を求めているかの分析が必要となります。
回転寿司だったら旬な食材なのか料金なのか、
狙い目はファミリーか仕事帰りのサラリーマンや独身かなどターゲットにする人によって違ってきます。
また料理の内容ではなく立地によっても変わります。
同じ駐車場でも入り易い、入りにくいがあります。
ここだけでも改善すると自然に客足は増えてきます。
店の改善策と顧客が求めているニーズが合致した結果です。
こういった小さいことですが積み重ねることでライバル店との戦いを優位にもっていけるのです。
場所によっては大手のチェーン店との戦いもあるかと思います。
チェーン店は宣伝によって知名度を上げさせて初めてくるお客様にも安心して来店できる環境と、作りあげたマニュアルから設備まで完璧です。
また大量生産と中央による大量仕入れで単価をぐっと抑える事ができる為、優位に店舗経営をしていくのができます。
そんなチェーン店に打ち勝てる方法は、その地域におけるリサーチ力です。
この地域のお客様の人口や世帯数、どのような外食スタイル、外食時間などを徹底的に調べることで新しい道が開けます。
要は新しい発想力が重要なのです。
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池宮城秀人