hideaways【飲食店経営における三大経費】
飲食店の経営をしていく上で、この経費という部分とは常に戦いをしています。
業種によってコストと言われる経費は様々です。
ただ、この経費を抑えないと、どこの会社も店も利益が出ないです。
利益が出なければ新しい設備や販促に対する投資もできなくなり、
更に物価高などが起きれば、すぐにマイナスに入っていきます。
常時、利益を出す仕組みが経営者には必要な手腕なのです。
それでは一つずつコストを調べていくと原価があります。
これは材料費になります。
ここ最近は野菜の高騰もありましたが、目立つのが輸入品の物価高です。
パンなどに使う小麦などは上限を超えています。
また調味料関係も大変です。
普通の家庭料理と違って調味料は沢山使用します。
一つの単価は小さいですが毎日使うと大きな金額になります。
次にコストの中で大きく占めるのが人件費です。
一人の人間を使うことで思っていたより予算が狂ってきたパターンなどがあります。
それだけ人件費は経営に影響を大きく与えるのです。
雇用方法は正社員から契約社員、外部委託からパート、アルバイト等、色々あります。
店の方向性や業種なども加味してどのように人を雇うかも考えようです。
また時期もあります。
繁忙期と閑散期などを考慮して店の儲けとバランスを取ることが経営手腕の一つです。
しかし、この人件費をなるべく抑えたいが為に自分が頑張りすぎると、
後が大変になり自分の体を壊す事にもつながります。
体は資本と昔からよく言われています。
大事にしましょう。
さて最後の経費は家賃になります。
家賃は開業する準備段階で値段の設定をしてるから変えようが無いのが本音です。
今の場所は家賃が高すぎるから、簡単に移転しますとはいかないのです。
それだけに開業時の家賃設定は慎重にする必要があります。
おさらいになりますが、家賃の料金設定は店の売上の3日分と言われています。
1日の売上が5万円なら家賃は15万円までに抑えましょう。
この3日というサイクルは飲食店経営の一つの指標とも言われています。
このように飲食店経営において三大経費は売上全体の約7割で抑えるのがベストです。
残りの3割が純利益となります。
月によってはこの数字が崩れる時があるが、トータルでバランス取るのが大切です。
そして長いスパンで見られる経営者に成長し店を10年、20年と継続させましょう。
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池宮城秀人