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hideaways【飲食店経営におけるコミュニケーション能力】

飲食店だけではなく、どの分野でもコミュニケーション能力は必然であり、スキルを磨く必要があります。
そして重要なのは相手に伝わっているかです。
どんなに知識や言葉が堪能でも相手に伝わらなければ意味がないです。
そして飲食店でも、お客様に伝えることがメインの接客になりますが、

日々のスタッフの会話や業者の会話もコミュニケーション能力の高さを求められます。


コミュニケーション会話術の一つにプリフレームというのがあります。
これは相手に話す前に話す内容を明確に伝えておく手段です。
このプリフレームのメリットは話の内容の主導権を握ることができます。
これによって自分のペースに持ち込むことができ相手に変な解釈を与えずに済みます。
また目的が明確になっているので無駄な話をせず物事も円滑に流れていきます。


次にパターンの中断です。

これは仕事の調子が悪いときに使うコミュニケーション技術です。
物事、全てが上手くいくことは無く、調子が悪いときもあります。
その流れのまま言ってしまうと良い結果には辿り着かないです。
しかも流れを変えるには大きな力が必要となります。
そこで、このパターンの中断を使うと劇的に会話の流れを変えることができるのです。
例えば材料などの単価を業者との商談で決めるときに値段や仕入れ数などに話が集中しやすいですが、あえて違う内容の話をふることで話の本筋を反らす戦略です。
その時に自分の要求の話をきり出すことで自分の流れに持っていけるのです。


次の会話術はストーリーです。
相手に物事を伝えるときにはストーリー風に伝えると相手に良く伝わります。
それは物語を話すと、まず興味がわきます。
その後の展開を人は想像したがります。
その中で話の本筋が明確に見えてくると交渉時間を無駄にすることなくエンディングに向かうわけです。
そして感情移入という必殺技を使います。
これは相手の話を聞いて一度、確認を取ります。
そしてそれについて個人的な意見や考え方を相手にぶつけてみるです。
そうすることで相手から見る自分を少し変えるのができます。


最後に質問するです。
単なる質問ではなく話の内容を具体化するための質問です。
これは話の結論をメリット、デメリットで分けて選択を相手にさせたり考えさせたりする戦術です。
このように会話術は沢山あります。
すべての戦術が上手くいくとは限らず、あらゆる場面で試してみることから始めてみましょう。

 

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池宮城秀人