hideaways【飲食店経営における接客サービス】
各飲食店がより美味しいものをお客様に提供する事で競争している中、
美味しいだけでは、お客様の利用動機を動かせないのもあります。
それは料理を提供する時のサービスも求められているのです。
ある程度、料理の差別化で格段に他店との差がつけられるなら、
お客様の足を自店に向けさせることは可能ですが、
競合店も必死に料理の味や工夫を考案してきます。
そうなると何かで付加価値をつける必要性が出てきます。
そこで接客サービスの強化をすることで付加価値を付けて、
お客様の利用動機を促す方法をオススメします。
接客と言うとおもてなしという素晴らしい言葉がこの国にはあります。
お客様をもてなす気持ちがあるかないかで大きな集客に差を生みます。
また料理人から言わせれば料理の提供者が大事です。
料理の最終地点はお客様です。
最終ポイントの最後が誰かで与える印象は大きく変わるのです。
やっぱり気分よく、楽しく食事をしたい方は沢山います。
ただ食べれば良いというなら自分の家で何か買ってきて食べることで満足されますが、
接客サービスを強化させる事でお客様にまた来たいとい思わせることができます。
これは何事にも代えられない集客をするにあたっての武器にもなります。
物を上げる、割引をするだけのサービスなら飽きもでますし、
まず感動しないです。
飲食店に来られるお客様は胃袋を満たしにくるわけですが、
意外にも心の隙間を埋めたいと無心で思っているかもしれないのです。
まさに本能が求める欲求に近いものです。
ここを満たすことができたら他の余分な集客手段はいらないのかもしれないです。
それだけにおもてなしはサービス業にとってはあたり前なのかもしれないですが、
奥が深いサービスになります。
おもてなしの精神は世界でも高い評価を上げてメイドインジャパン、
いわゆるジャパンブランドとも呼ばれています。
しかし、このおもてなしも行き過ぎやサービスの本質のズレに注意しましょう。
すべてにおもてなしをかけていたら過剰サービスになりがちです。
それが気持ち良い方ならまだしも、それを苦に思う方も現れます。
そういう時は状況やお客様の表情を確認しましょう。
すべてに万能するサービスは存在しないのです。
一人一人のお客様がいるようにスタッフも一人一人居ます。
その人の特徴を掴みそこから伸ばすことも大切です。
その為には経営者である貴方がまずスタッフを見ることから始まります。
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池宮城秀人