hideaways【飲食店経営における問題点】
オープンから数日経てば店舗も少し落ち着いてきます。
そこであらゆる問題点が出てくるかと思いますのでスタッフ全員でミーティングを実施をオススメします。
オープン前に想定していた出来事に対しての対処は万全だったかを議論してみます。
例えばオープン当日の予想来客数から売上までの読みにズレはなかったか、オープン数日間に毎日ある、お客様からのクレームや、デシャップなどでの備品の配置位置や、レジでの精算時間、お客様を待たせている時間などの問題点です。
お客様からのクレームにしてもドリンクバーの補充が遅いや料理の提供時間、料理が冷めている、アルコールの提供が遅い、隣の席がうるさい、窓側の席にしてほしいなど沢山出てきます。
ある程度、想定していて、事前に対処できているはずが忙しさやサービスの対応の遅れなどで対処できなかったのが現実です。
この事に関しては経営者、店長、スタッフは真摯に受け止めて改善に全力を尽くす必要があります。
料理のメニューも確認してみましょう。
数日間であらゆる料理が出ましたが、何点か注文が少ない料理メニューもあります。
何故、お客様にオーダーされなかったのかも考える必要があります。
その料理が時期外れなのか、料金が高いのか、見た目が悪いのか、元々ニーズが少ないのか、店と合っていないのか、食材やトッピングなどを再検討していきます。
ここで大事なのは、あらゆる角度からの分析です。
今後の為にもあります。
徹底的に追及する心構えは必要です。
勿論、調理場も含めて何が悪いのかを検討します。
仕入れた備品関係、食材関係の調整も気をつかいましょう。
これはオープンしてから1週間ぐらい経つと来店人数はぐっと減ります。
これはしょうがない事なので一度、在庫調整と仕入れ調整をかける必要があります。
今の時代、新店が何週間も潤い続けるのは不可能に近いです。
勝負は長い視野で捉えましょう。
店舗内でのスタッフの動きについても改善が必要となります。
この改善をすることで大きな時間短縮を生み、自店の経費を抑えると同時にお客様の時間を守ることができます。
おしぼりウォーマーの位置やお盆の位置、料理を受け取る場所から料理を下げる場所へとの人の動きなどを検証します。
この流れに関する検証は繰り返しすると本物が見えてきます。
このようにオープンしてからの問題点は店の今後の財産となり得ます。
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池宮城秀人