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hideaways【飲食店経営における損益分岐点】

経営をする上で一番大事な数字がこの損益分岐点と言われています。

この点は売上高と利益が交わる点であり、交わった点の数値が0で利益は0円です。

つまり売上高がどれぐらいまでいけば利益が発生するのかがわかります。
数字に対する意識の強い人こそが経営の道で生きていけるかと思います。

ただ単に数字が強いとか頭が良いとかIQが高いとかが問題ではないです。

 

数字への意識を高く持つです。

数字には営業利益や純利益などがありますが、全部を把握しているから経営が上手くいくとは限りません。

数字に強い人が経営者向きとは言えないです。

 

しかし、この損益分岐点だけは必ず抑えておく数値なのです。
経営を自分の力だけで補っていくのは難しいです。

雇用を募ってお金を使い、人の力を借りる必要があります。

他人の力を借りる事には楽な部分もあれば育成という部分で少々、手間をかけなければいけないのもあります。


店の現場で足りないものは労働力です。

それを補うために正社員やパート、アルバイトを雇います。

当然、現場に人件費を掛ければ会社の利益は圧迫されます。

現場への配慮を怠ればお客様へのサービスが悪くなります。

ここのバランスが一番難しく、経営者の真骨頂とも言えます。

この部分をどう取り組む準備と、どう乗り越えていくかの裁量が問われます。
このバランスで正しいのかを判断するための数値がこの損益分岐点になりますが、業種によってポイントは違ってきますので注意する必要があります。
また数字の弱い部分があれば専門家を味方につけ経営を補う事ができます。

 

経営は一人だけの力では、やれる範囲が限定されてしまいます。

身近にいる税理士などに相談することで問題が早く解決することもあります。

損益分岐点には、いろんな内容が詰まっています。

売上高を上げることで分岐点が変わるかと思えば、意外に利益が出なくて分岐点はそのままの状態になっていたりします。

どうしたら利益を上げできるかのヒントがこの分岐点で判断できると思います。


ただ実際、経営は現場の状況や財務の状況や経営者本人の都合や状況によって現状の分岐点を改善するのが難しいときもあります。

その時は問題解決の優先順位をつけて対処する必要があります。
会社自体の経理を事務に任せるたり秘書に任せることもケースバイケースです。

全てを抱え込んでしまうと何か緊急自体のときに対処できないこともあります。

経営の組織づくりも一つ一つ組立ていきましょう。

 

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池宮城秀人