hideaways【飲食店経営における税理士から見た飲食業界】
経営者のパートナーと言えば税理士の先生方になります。
いろんな税金の話から節税は勿論、経営計画、資金繰りの資金まで幅広く力を貸してくれる方々です。
そんな税理士から見た飲食店経営のポイントをまとめてみます。
飲食店をオープンする際に3つの特徴があります。
1つ目は経営計画になりますが、飲食店は他の業界と違って開業がし易いです。
内装費や設備費等のコストが高めですが、必要な資格も食品衛生責任者だけで、料理に関すれば調理人を雇えば何も問題はありません。
2つ目は資金繰りになります。
経営者の業務の中で一番頭を悩ませるポイントがここにあります。
しっかり貯めこんでいた開業費は設備資金に大半が消えてしまいます。
また思わぬ内装の変更などで余分にコストがかかる恐れもあります。
大事なポイントは売上を稼いでも利益が稼げず、資金繰りが悪くなれば数字上では全体の3割が廃業しています。
3つ目の特徴としては、飲食店とは言え、多種多様の飲食店があります。
各々の状況や場所、環境などを加味して適切なアイディアを選ぶ必要があります。
そこでアイディアやアドバイスをくれる良きパートナーが重要です。
良いアドバイザーが貴方の店の将来を左右します。
どんなアドバイザーが良いかと言いますと、現場主義の経営者の方ならキャッシュフローから粗利益などの係数分析ができる方がオススメです。
経営は数字での分析が重要です。
日々出るデータから将来の販売促進や販売戦略が考えられます。
また、今回、最も重要視される資金繰りについても協力してくれます。
資金繰りを悪化させない為には仕組み作りが大切です。
店舗営業は外部環境である同業他社や天候、景気に影響されます。
その中で常に資金を絶え間なく回していく必要があります。
そうなるには事前の準備と資金繰りの段取りがあります。
そして儲けたお金を残していき非常事態にも耐える仕組みを作るのができます。
経営者としてスタートするとサラリーマンとは違って何もかもを自分でやらなければなりません。
そうなると自分の視野を狭めてしまい新しい感性を入れを拒否する傾向にあります。
経営者になっても、まだ知らない事は沢山あるのを忘れない。
貴方を成長させるのは他人でしかないので、人との関わりを常に持っておく事と、疑問に思う事や分からない事は素直な気持ちで教えてもらいましょう。
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池宮城秀人