hideaways【飲食店経営における儲け】
飲食店を開業して経営者がまず悩むのが売上です。
開店当初は勢いや話題性で呼び込むことができましたが、
数か月経つと勢いもなくなり、競合店からの逆襲が始まります。
開業時を乗り越えるのは普通の人でもできます。
飲食店の経営の醍醐味はこれからなのです。
まずは目標設定をし直すのがオススメです。
開業時には勿論、初期の目標設定、中期の目標設定、
長期の目標設定をされていると思いますが、今一度の目標設定の見直しをしましょう。
開業して少し落ち着いた時に現状の経営状況と先行きがリアルに分かってくるので少し修正をかけるのになります。
開業してみて予想以上の反響であれば問題ないのですが、
少し反響が弱ければ慎重な経営戦略が必要となります。
ここで大事な選択があります。
売上を上げたいのか利益を上げたいのかをはっきりさせておきます。
飲食店経営で儲けるためには目標をまず明確にさせるです。
売上がほしければ利益は考えず、とにかく売上金額をあげる為の販促やキャンペーンなどを積極的に展開すれば何かしらの形で返ってきます。
しかし、利益を上げる、儲けるためには経費を下げるを常に考える必要があります。
店舗にかかる経費には固定費と変動費があります。
2つの経費をしっかりと理解し、動き方やデータを確認して理解するから始めます。
固定費は売上に左右されない固定された経費ですが、変動費は売上の増減によって変化します。
変動費には食材費や人件費などが入り、儲けるためには常にこの変動費の数字と睨めっこ状態が続きます。
また損益分岐点を使うと店の儲けが発生する売上と経費が交わるポイントが分かり易いです。
商売でいかに儲けを出していくのが、どれだけ大変かが身に染みてわかります。
このように飲食店の経営で儲けを出していくには小さい利益額を大事に積み重ねていくことに限ります。
日々の売上進捗のチェックから経費がいくらになるのかをチェックする事が大切です。
その上で損益分岐点をなるべく売上高の低い位置で抑えられれば儲けも多くなります。
しかし、注意すべき点は、日々の売上と経費に追われて、自分達がレベルを上げていかないといけない接客サービスを忘れてしまいがちになるです。
店舗の売上を上げるにも、いろんな要素が関わってきます。
当然、内面である利益にも、販促だけではなく、関わる人間のサービスや気遣いが後々になって大きく影響があります。
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池宮城秀人