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hideaways【飲食店経営における年間平均LTV】

LTVとは雇用生涯価値と呼んでいます。

一人のお客様がお店に対して、どれだけの利益を残していけるかの数字です。

この数字を出すことによって店が使えるお金が決まります。

それは宣伝広告費であり、販促費でもあります。

経営していく上で欠かせない数字です。
ただし、生涯となると先が遠すぎる話の為、数字出せても適格数字とは思えないです。


そんな時には年間平均のLTVを計算します。
期間を1年間に絞ることで店側が仕掛ける販促費などの数字を出すのができます。
お店の年間売上高を年間のお客様数で割り、それに営業利益を掛けることで、

お客様一人あたりの販促費が計算できます。
販促費は大なり小なりと沢山あります。

そして適正金額が分からないところが怖いところでもあります。

店の規模や販促内容によって金額を曖昧にしておくと収支管理も曖昧になってきます。

特に目先の売上欲しさに動いていたら経費は膨らむばかりです。


経費の怖さは知らず知らずの部分です。

店の経営をしていると何故かしら経費は毎年、上がっていくと考えときましょう。
何故なら人件費が分かり易く、年間ごとにスタッフ給与はベースアップしていきます。

社員なら基本給、パート・アルバイトなら時給が1年、もしくは時期を超せば上がる仕組みを取っているかと思います。

また社員などは家族構成の状況が変わるので給与内容も変わりますので人件費を常に抑えたい経営者の気持ちが分かります。

 

ただ、ここは働くスタッフの大事なモチベーションでもあります。

慎重に扱う姿勢は崩せないです。
その他にも水道光熱費などで値上げをなどがあれば、年間で一気に数万円の経費アップにつながります。

 

材料費も注意したいです。

野菜などを多く仕入れている業種であれば天候や災害によって去年の2倍から数倍の値段が上がる時もあります。

また輸入品も注視されています。

世界経済や紛争などによって円安や物価高の影響を大きく受ける可能性があります。
このように経費コントロールは非常に難しいものがあります。

そうなると新規顧客を得る為の経費は計算内で納める必要性が出てきます。

 

先ほどの年間平均のLTVを正確に計算することで店の収支計画を万全にしていきます。
飲食店経営は大きな売上や利益を一気に挙げることは無い業界です。

日々の営業の中で少ない利益をコツコツ積み立てる業種になります。

その利益を無駄なく、いかに効果的に使うかも経営手腕が試されます。

 

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池宮城秀人