hideaways【飲食店経営における店長雑務を減らす】
お店に行くと慌ただしく働いている人物を見かけます。
多分、その人がここの店長さんだとわかります。
飲食店の店長は常に店の真ん中に立って、いろんな指示を出しているかと思います。
しかし、理想とする店長像から現実はかけ離れたものがあります。
飲食店の店舗はサービスをするフロアーと調理をする調理場とに分かれています。
店長は足りない部署を行ったり来たりとフォローが大変です。
これはスタッフの少なさも影響しています。
意図的にスタッフを雇わずに人件費の割合を抑えるところもありますが、
そうなると、店長業務は激務となります。
本来であれば店長の仕事は雑務をスタッフに任せて売上管理や販促計画、
店舗管理や人事管理などの幅広い職務があります。
それができなくなると一歩先の仕事はできなくなります。
店は常に成長させていかなければならないです。
日頃の業務に追われていては、そのまま衰退していくだけです。
店長雑務を減らす工夫が必要です。
普段やっている店長の業務スケジュールからチェックします。
どの店長も、まずびっしりと仕事が埋まっているかと思います。
この業務に関して無駄は無いかと思いますが、
店長がやらなければならない仕事に疑問を持ちます。
まずは他の人に任せる仕事かの分別を行います。
ある程度の責任を持たせますが、最初は店長もフォローする気持ちで取り組みます。
そして店長業務のスケジュールにいくつか穴が空きます。
そこで店長自体の業務をブラッシュアップします。
短縮できる業務や頻度を少なくする業務などが出てきます。
そして新たに出来た時間帯で今までできなかった事を入れ込みます。
このように時間は与えられたものではなく作るものです。
貴方自身の人生にも同じことが当てはまります。
1日1日限られた時間の中でいかにパフォーマンスするのが明日の未来を担います。
また空いた時間を売上管理などの分析に今以上に時間を費やすのをオススメします。
ここで注意する点として経営は勘でなく数字にこだわるです。
長年、経営をやっていると経験が邪魔してきます。
特に物事の判断や決定するときは数字に徹しましょう。
定期的にスタッフと全体ミーティングをしてアイデアや意見を聞くのも忘れない。
店長や経営者も一人の人間でしかないのです。
つまり考える頭は一つだけです。
店舗経営の大事なところはチームワークであり、チーム力で勝つです。
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池宮城秀人