hideaways【飲食店経営におけるレストランコンセプト】
店舗経営においてコンセプトの重要さはよくわかっているかと思います。
その中でレストラン経営のコンセプトを挙げてみます。
コンセプトの最初に料理の種類があります。
料理は大きく分けると和食、洋食、中華などに分けることができます。
その他にもレストランであれば、とんかつやパスタなども入れるのはできます。
料理の週類を決めるときは、その地域での需要も考えるべきです。
同じ業種が近くにあれば集客に影響は必ずあります。
レストランでの料理設定は自由が利きます。
料理の幅を広げる分、客層を大きくするのもできますが在庫リスクを高めます。
次にターゲット層を決めます。
ターゲットの客層を決めるには事前の調査も大事です。
客層にはサラリーマンや主婦、学生、ファミリーなどがあります。
年齢も20、30,40歳代など、年齢に照準を合わせるかがポイントになります。
またターゲット層の明確化も重要です。
価格も大事です。
安いだけが良い店舗を作る条件ではないです。
価格の設定はバランスが大事です。
ターゲットしている年齢層や料理のボリュームなどを考えます。
また、一度決めた価格は中々上げることが難しいです。
レストランの料理の原価率は変化が激しいと思っておきましょう。
何故なら、野菜の高騰から輸入品などの調味料などは物価の影響を受けやすいです。
サービスの方法も大事な選択です。
サービスの種類によっては内装が大きく変わりますし、
ターゲット層も価格も大きく変わります。
このコンセプトは一つ一つではなく、つながっていることに気づきましょう。
テーブルサービスであれば備品からサービスする人件費や食器、
調理方法なども違ってきます。
カウンターになれば人件費は大幅に落とせて価格もデーブルより下がります。
テイクアウトにすればコスト面ではかなり抑えるのができます。
最後は雰囲気です。
店のコンセプトを決める大事な部分です。
そして経営者のイメージを強く出すところでもあります。
同時に他店との差別化を計る武器になります。
あなたのイメージしたレストランが、
この地域で食を通して沢山の笑顔や満足を提供できます。
それだけでもワクワクします。
しかし、気をつけたいのはコンセプトを間違えると後戻りが難しくなります。
それぐらいコンセプト設定には社運をかける気持ちで決める必要があります。
想いだけでは物事は上手く動いていかないです。
その想いの裏にあるデータや分析が数字に表れていきます。
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池宮城秀人