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【飲食店経営における売りは現金・買いは掛け】 hideaways

商売の名言とも言えます。

売ったものは、なるべく現金で回収して買ったものは掛けで支払ます。
経営の上手い下手にお金の動かし方や考え方が大きく左右します。
例えば、自店の店が毎日、繁盛していて席数を増やしたい場合に、

まずウェイティングのお客様の数を数えます。

1日、どれだけのお客様を待たせているのかを把握します。

その中で増やす席数と椅子の数を決めます。

 

そして業者に見積もりを出してもらいます。

資金に余裕があれば即買いしますが、

軌道に乗る前ならローンで組むか購入を遅らせるかの判断が必要です。

これは高い金利を支払って売上を取りにいくか我慢して購入資金を作るかに分れます。

 

商売人であれば前者を選びます。

どちらか正しいかは金利や我慢する期間、購入金額、売上、動向にも寄りますが、

貴方が商売人であれば売上を取りにいく為の投資と考えていきましょう。
金利はいわば時間をお金で買うになります。

その時間が金利以上の生産性を生んで、効果があるのなら喜んで金利を支払うのも必要です。

この辺の頭の中身を変えないと感性は磨かれないです。

買いを掛けにすることで支払いを遅らせて生産性を上げていけば次の生産性を上げるのにもつながります。

 

しかし注意する点として調子に乗らないです。
人は経営の波に乗ると作業や手腕が強引になります。

か一つの失敗で一気に経営破たんに追い込まれないように段階をしっかり踏んだ経営判断を忘れない。


そして売りは逆の発想が大事です。

売り掛けにせず現金で回収するのが一番良い方法です。
要は現金を手元に置いておくことで経営の幅と厚さが大きくなります。

月々使えるお金を増やすことに重視することで経営を盤石にさせていきます。
キャッシュフローの勉強は経営においても重要です。

一つのミスで黒字倒産してきた店舗も沢山あります。

キャッシュフローについては本やセミナーなどでも勉強はできます。

 

大事なのは判断力です。

上の例でいけば席を増やすか増やさないかの判断力と今後もウェイティングが増えていくのかの見極めも必要となります。

なんせ、席を増やしたらウェイティングどころか空席が目立てきたのもあります。

席ならまだしもホールを増設や2号店を作ったあとに経営が傾いたなどは、よくある話です。

確かに経営者になれば大きな決断をするときは必ずあります。

それがチャンスの時もあればチャンスの前触れなのかもしれないです

 

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池宮城秀人