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【飲食店経営における旬の時期に開業】 hideaways

飲食店を開業するにあたり、事業計画は必須とも言えますが、

どのような事業計画を描いているかによって店の将来が決まります。

今回は飲食店には旬があるのに注目します。
飲食店を開業すると旬のサイクルが始まります。

これが開業期から発展途上期、繁盛期、安定期、衰退期と流れていきます。

 

まずは開業期です。

店の経営の中で一番勢いがあるときです。

お客様は物珍しさに来店、新しいスタイルの店舗に話題が集まります。

この期間が大体2か月ぐらい続きます。

開業期でのポイントはリピーター客を作るのです。

その為にイベントやDMなどを使った販売促進が必要となります。

 

次に発展途上期に入ってきます。

ここではリピーター客が増えていくので繁盛店へ向かう足掛かりになります。

リピーター客は販売促進をしなくても勝手に来店してくれる有難い存在です。

リピーター客が多い店舗は強い店舗になる為の条件です。

2回目だけではなく将来的に10回、20回と来店してくれれば店にとって生産性を大きく上げてくれます。

注意点は、より良いものを求めてくるリピーターと現状の雰囲気を楽しみたいリピーター様がいます。

この辺りの匙加減が難しい時もあります。

 

次の繁盛期です。

日々、満席状態です。

噂に火が付いてマスメディアからオファーなども飛び込んできたら行列ができる飲食店の仲間入りです。

 

ここでの注意は2つあります。

思いがけないお客様同志のトラブルや人が増えるので何かと問題が起きやすいです。

人が集まるのは有難いことですが、ウェイティングが増える分、イライラするお客様が増えます。

そこでトラブルが起きやすくなるのは必然です。

問題発生に対するマニュアルも作っておきましょう。


もう一つは従業員の怠慢な仕事態度です。

毎日、あたり前に来るお客様に感謝がなくなります。

料理やサービスが杜撰になる可能性があります。

忙しい時こそ社員教育を徹底させることが経営者の務めでもあります。

 

そして安定期です。

常に売上は横ばいです。

売上が落ちないのは良いことですが、売上がこれ以上、

何をやっても伸びない点に不安が残ります。

そろそろ次の対策の下準備に入るのがここのポイントでしょう。

 

最後に衰退期です。

どうしても長い事やっていますと衰退する時が必ずあります。

これは店舗が古くなるのもありますが、

時代とのマッチングに合わなくなってくるからです。

このような旬のサイクルを念頭に置き、

事業計画を組むことをオススメします。

 

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池宮城秀人