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【飲食店経営におけるコンピテンシー活用】 hideaways

飲食店の経営に携わっている方でもコンピテンシーという言葉を聞きなれない方が多いと思います。

このコンピテンシーとは優秀な人の行動規範という意味になります。
その行動には意味があり、なぜそれを行おうとしたかの理由があります。

その行動は間違いではないのですが、行動内容によって仕事へのパフォーマンスは大きく変わります。

ここを気付いている人が成功への近道を通れます。

 

コンピテンシーとはパフォーマンス向上に結び付くプロセスとも言い換えられます。

例えばテーブルを片づける時の片づける順番にしても早い方法を探します。

スプーン、フォークなどをまとめる、コップ類をまとめる、皿を積み上げる、食べ残りやストローやおしぼりの入れ物などのゴミなどをどのように片づけるのかでスピードが数秒違ってきます。

 

そして次のアクションのも考えます。

新たにお客様が入ってくる可能性を考える事ができているか、今いるお客様が追加注文をした時に動ける体制でいるのかなどを常に頭に入れておく事で自然に業務への体制が取れるのです。
店舗で働いている従業員でも同じ時間でパフォーマンスは大きく違っています。

お客様が入って来たらそれに従って流れで作業する人と事前に段取りと用意、また1日の目標を抱えている人のコンピテンシーは天と地の差があります。

 

飲食店におけるコンピテンシーの例を挙げてみると、お客様へのオーダー取りに行く時にオーダーを受けているお客様の料理や飲料を一緒に持って行くのが可能なのか、先ほど入ってきたお客様のおしぼりと水の用意も一緒にいけないか、などを考える必要があります。

常に周りの変化に気を配り、何を最優先させるかで仕事の効率度は変わります。

お客様への早い料理提供と借りに待たせているお客さんと変わらないぐらい待たせとしても段取りよく動く貴方の行動によって与える印象は大きく違ってきます。


1日の業務フローにおいてもコンピテンシーは活用できます。

日々の営業で通常業務にプラスされる業務は沢山あります。

クレイム処理やイベント、修理、棚卸がそうですが、

何の準備もなく対応すれば時間は取られます。

しかし、クレームに関したら対策マニュアルがある、

イベント関連なら段取りから片付けまでの工程表がある、

棚卸なら分かり易い棚卸表、棚卸範囲の担当ふりがされているなどです。

少しの準備や心構えで仕事の効率が変わります。

 

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池宮城秀人