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【飲食店経営におけるSWOT分析】 hideaways

飲食店経営を分析する手段は沢山ありますが、

このSWOT分析は単純明快で飲食店の強みと弱み、

機会と脅威のアルファベットの頭文字を合わせた言葉になっています。

その店舗の強みと弱みである内部環境と周りの競合店による機械点と脅威な部分である外部環境を分析することで内部による改革と外部へ向けての発信がされます。

しかも分析後のアクションなので適正な数字に近い結果が出せるのがSWOT分析です。

 

まずは飲食店外部環境の分析からですが、項目が7つに分れています。

1つ目は価値観やライフスタイル、人口動向や自然環境などの社会の変化動向、

2つ目は景気や金利、為替などの経済の変化動向、

3つ目は産業構造や好不況産業などの産業の変化動向、

4つ目はオーナーの意識やマインドの企業経営の変化動向、

5つ目は市場規模、商品価格、成長性などの市場の変化動向、

6つ目はユーザニーズの顧客の変化動向、

7つ目は競争相手の戦略、行動、財務状況の競争の変化動向があります。
各項目、これらの業績にプラスと思われる変化とマイナスと思われる変化に分けて分析していきます。

 

次に内部環境の分析に入ります。

この内部分析は当社の各項目での強みと弱みを分析して自店の競合店を2店程ピックアップして、同じく各項目においての強みと弱みを分析します。
項目の内容は店の看板でもある料理の品質であるクオリティ、フロアースタッフによるおもてなし接客のサービス、衛生面と清掃面は店舗の雰囲気と客層を変えていくクレンリネス、店舗経営において大事な数字でもある売上、店舗の場所によっても良いところや悪いところがある立地、商圏についても分析ができます。

また客層や客単価は一番大事な部分です。


自店の強みや弱みを知ることで強みを伸ばす部分と弱みをどのようにカバーしていくかが分かります。競合店においても客層と客単価を知ることで戦略を練る事もできます。

このように分析力は店舗の戦略に役立ちます。

上手くいっているときは何をやっても上手く回っていきますが経営には波があり、売上や店舗にとって命である資金繰りなどが上手く回らなくなってきたときは一度分析をしてみることを勧めます。
何か上手くできなくなってきたのは原因がどこかにあるからです。

自店の強みが市場に通用しなくなってきたことや競合店が知らない内に値段を下げていて、お客さんが競合店に流れていたことなど状況は常に動いています。

 

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池宮城秀人