【飲食店経営における焼肉店開業のポイント】 hideaways
人気の飲食店の五本の指に入ると言われるのが焼肉店です。
日本人は特に焼肉が好きです。
そんな中、焼肉店をやればニーズがあるわけですから飲食経営としたら業種だけで成功し易いと思われがちです。
しかし、現状は焼肉業界もいろんな業態に分かれており、
焼肉レストラン、焼肉居酒屋、焼肉専門店などに分かれています。
この業態によっての成功ポイントは少し違ってきます。
また、いくら人気のある焼肉店経営でも立地や業態内容、地域性、販売方法などが間違っていたら店の収益は一気に悪化して廃業に追い込まれる危険性も高い業態です。
焼肉業態で勝負するときのポイントは一つだけになります。
本来、肉を食べることが人間は好きですから扱う肉の種類が和牛・洋牛など、
さほど差は無いです。
大事なのは肉を楽しく焼けることにフォーカスします。
肉は素材の特性上、人間の本能的な部分を刺激しますので満足度が高い食材です。
そうなれば、いかなる演出で楽しんでもらえることが他店との差別化を計り、
店舗の成長へとつながっていくのになります。
商品面で見れば肉の素材自体は国産か名産で分けますが、その分価格も上がりますから、消費者にとったら特別感や差別化を計れない部分なのでオペレーションでの改善部分に力を入れます。
店舗運営でのホールオペレーションはお客様に迷惑をかけずにいかに快適に楽しんで焼き肉を楽しんで頂けるかにあります。
オーダーの採り方や料理皿の提供の仕方、ドリンクの種類やサイドメニューの内容などお客様の満足度を上げるための試行錯誤は常に終わらないです。
お客様を待たせない工夫も大切です。
席を開けるタイミングや待っているお客様を入れるタイミングも重要です。
要は待たせてない感を出せる店全体の取り組みが大事になります。
キッチンオペレーションも重要です。
注文が入った後、カットするまでの時間や事前に何を用意しておくことでスムーズにキッチンからお客様へ料理を流せるかがポイントになります。
2つのオペレーションだけでも十分に改善ポイントは出てきますのでより高効率な運営に移行できるように現場のスタッフとのコミュニケーションを磨きましょう。
このように飲食店経営で焼肉業態を成功させるポイントは、
いかに楽しませて食べさせるかに焦点をあてて、
最善のオペレーションを駆使して業務に取り組みます。
決して肉離れが起きないように主導権を握って経営していきましょう。
hideaways 池宮城秀人