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【飲食店経営におけるラーメン業界成功ポイント】 hideaways

ラーメンは日本人が好きなメニューの上位に必ずランキングする食べ物です。
その為に趣向性がとても高く地域性や世代によっても様々です。
可能性が高い分、選択肢が広がりブームなども熱しやすくて冷めやすいのがあります。
ラーメン業態こそ開業してから2年で廃業しても不思議ではないぐらい移り変わりのスピードが速い業界です。
最近、よく聞くニュースで芸能人やスポーツ選手が知名度と資金面、人脈面をフル活用してラーメン店を出店する話を良く聞きます。
開店当初は大成功を収めるのですが1年後に2号店などを出して2年後には見事に廃業などが良くあるケースです。
そうなると知名度も資金面、人脈もさほど無い一般人にはラーメン店を経営するのは難しいことでしょうか?
まずラーメン店の経営で大事なことは個人経営企業での経営で大きく方針が変わります。

個人経営の場合はラーメンの命でもあるスープにどれだけ時間と情熱を注げるかで命運が分かれます。こだわればこだわるほど、ここでしか食べられないラーメンとして何事にも屈しない強固な経営基盤が出来上がります。
企業経営になると人件費や企業コンプライアンスを考慮した上手な経営手腕が必要となります。また複数店舖を持つことでビジネスモデルを作りあげてしまえば数年間はどんなことがあってもローコスト経営で計画的、戦略的に店を運営させていくことができます。

 

それでは商品開発についてはどうでしょうか?
これは個人、企業経営も共に重要なことは味の方向性になります。スープにしても醤油、豚骨、鶏ガラ、魚介などベースを何にするかを決めます。

麺にしてもダブルかトリプルかなどで変わってきます。
要するに大事なのはラーメンの旨みと言われる部分をスープか麺か具材かで表現するかにかかってます。

これから必要とされるラーメンとは何かを考えるところから始まり、消費者が求めるものを探していきます。
ラーメンという料理メニューはスープでも味から濃度、コク、塩加減に情熱をかけて商品開発に取り組み、麺にしたら今までに無い麺の触感で勝負するのか、スープを引き立たせる麺を利用するのか、具材でいけば地域性や話題性などで意外性を演出させるのかでラーメンという料理の可能性は大きくなります。
日本人がこれからも愛していく料理メニューのラーメンに本気でぶつかることでお客様を満足させることに使命感が生まれれば半分成功したことになります。

 

hideaways 池宮城秀人